父からの手紙
- 2016.01.23 Saturday
- 22:52
今日、父から手紙が届きました。
1月8日付の朝日新聞の記事が同封されていました。
以下、父の手紙です。
元気な声を聴いて安心しました。
中村文則という作家は知らないし、作品も読んだこともないのですが、この記事で述べられていることは真実であると思うので、1月8日以来、折にふれて何回も読み返してきたものです。
同封した意味は、消滅しそうな中国山地の中の町の後期高齢者の私たち夫婦でも、今の安倍内閣のやろうとしていることが、とんでもない間違いであることを覚えながら、生きている、ことを貴女に伝えたくて送る気持ちになりました。
中村さんのような作家がいて、その原稿が新聞に掲載されるということは、まだ少しは息が出来るかと思っています。
追伸で、昨日は一日中除雪をして、今日は少し腰痛です。と結ばれていました。
昭和8年生まれの父は、大阪で空襲が激しくなったため、祖母の田舎へ疎開しました。
小学6年生の夏、山の上の芋畑で作業をしているときに、山の向こうが大きく光り、後に広島に落ちた原爆だと知ったそうです。
母は、満州生まれです。満鉄の技師だった父親が身体を壊したため、終戦の前に日本に帰ってきて助かりました。
まだ、父のように70年前の戦争を五感で覚えている方が大勢いらっしゃいます。
同じようにきな臭い空気を感じるのだと言われます。
父が送ってきた中村文則さんの記事には、以下の部分に赤線が引いてありました。
平和の理想を着々と放棄し、いずれ有無を言わせない形で戦争に巻き込まれ暴発する過程を目の当たりにしている。
息が出来る間に、アベ政治を終わらせな!( `ー´)ノ
芥川賞作家の中村文則さんの寄稿文は、こちらから読めます。
http://www.asahi.com/articles/ASHD23R1JHD2UPQJ003.html
私も中村さんの作品は読んだことがありませんでしたが、ぜひ読まなくては!
中村文則さんの公式HPはこちらです↓(^O^)/
http://www.nakamurafuminori.jp/
1月8日付の朝日新聞の記事が同封されていました。
以下、父の手紙です。
元気な声を聴いて安心しました。
中村文則という作家は知らないし、作品も読んだこともないのですが、この記事で述べられていることは真実であると思うので、1月8日以来、折にふれて何回も読み返してきたものです。
同封した意味は、消滅しそうな中国山地の中の町の後期高齢者の私たち夫婦でも、今の安倍内閣のやろうとしていることが、とんでもない間違いであることを覚えながら、生きている、ことを貴女に伝えたくて送る気持ちになりました。
中村さんのような作家がいて、その原稿が新聞に掲載されるということは、まだ少しは息が出来るかと思っています。
追伸で、昨日は一日中除雪をして、今日は少し腰痛です。と結ばれていました。
昭和8年生まれの父は、大阪で空襲が激しくなったため、祖母の田舎へ疎開しました。
小学6年生の夏、山の上の芋畑で作業をしているときに、山の向こうが大きく光り、後に広島に落ちた原爆だと知ったそうです。
母は、満州生まれです。満鉄の技師だった父親が身体を壊したため、終戦の前に日本に帰ってきて助かりました。
まだ、父のように70年前の戦争を五感で覚えている方が大勢いらっしゃいます。
同じようにきな臭い空気を感じるのだと言われます。
父が送ってきた中村文則さんの記事には、以下の部分に赤線が引いてありました。
平和の理想を着々と放棄し、いずれ有無を言わせない形で戦争に巻き込まれ暴発する過程を目の当たりにしている。
息が出来る間に、アベ政治を終わらせな!( `ー´)ノ
芥川賞作家の中村文則さんの寄稿文は、こちらから読めます。
http://www.asahi.com/articles/ASHD23R1JHD2UPQJ003.html
私も中村さんの作品は読んだことがありませんでしたが、ぜひ読まなくては!
中村文則さんの公式HPはこちらです↓(^O^)/
http://www.nakamurafuminori.jp/
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