大津市の国保をよくする会が申し入れ!
- 2015.10.21 Wednesday
- 21:23
(※写真は滋賀民報社から提供いただきました)
本日午前、大津市の国保をよくする会が、「暮らしと健康を守る社会保障としての大津市国民健康保険事業の改善を求める申し入れ書」を代表の東昌子医師が大津市に手渡し、その後、市保険年金課と懇談が行われました。立道議員と私が同席しました。
来年度から国民健康保険が都道府県単位化されますが、市の一般会計からの法定外繰り入れをなくさず、誰もが払える保険料にすることなどを求めました。市からは、厳しい財政運営で、構造上保険料負担増はやむを得ないのではないか。大幅な負担増の場合は、一般会計からの繰り入れを財政課にお願いする等の回答がありました。
また、国保料を払えば生活保護基準以下になる世帯や、子どもが多い世帯への減免制度を求めましたが、市からは大津市は減免制度が充実しており、これ以上は考えていないとの回答でした。しかし、所得100万円以下から所得なしの世帯が増えている。これらの減免が不充分ではないか。特に多子世帯への減免を考えてほしいと再度要望しました。市から、国保は4割を占める前期高齢者向けの保険と認識している。子どものいる世帯は1割もいないのではないか…需要がどれだけあるのかなどと回答したため、会からは、まず状況把握をしてほしい。対象が少ないということは逆に支援をしやすいということではないかとの指摘もありました。
また、会からは、国保料が高すぎて払えず滞納し、50代で孤独死された方や、末期癌になってようやく医療機関につながった方などの報告がありました。
高すぎる保険料で命を縮めたり苦しむ人を、これ以上出さない取り組みが急務です!
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