陸上自衛隊今津駐屯地への要請に同行しました!

  • 2015.07.28 Tuesday
  • 23:41
7月16日、安保関連法案が衆議院を数の力で通過したその日、高島市今津町の民家に、陸上自衛隊饗庭野演習場での射撃訓練中の銃弾が、瓦を突き破り天井板を貫通して床に落下していたのが見つかりました。

これを受け本日28日、陸上自衛隊今津駐屯地司令宛に日本共産党滋賀県委員会・日本共産党滋賀県議会議員団・日本共産党高島市議団は、銃弾被弾の原因究明と饗庭野演習場での実弾射撃訓練の中止を求める申し入れを行いました。大津市会議員団からも、私を含め3名同行しました。

今津駐屯地の面会室で対応した司令業務室の方は、今津駐屯地としてコメントする立場にはない、調査した部隊がどこかも知らない、原因究明と責任は全て中部方面総監部が持つとの答えに終始しました。ただ、饗庭野演習場での初めての事例で、深刻に受け止めていることは確認できました。

民家は、演習場の射撃位置から3.5キロ離れています。山裾の静かな集落の一角です。家人の了解を得て、被弾した瓦を見せていただきました。どうして山を越え被弾したのか?滋賀県知事あての中部方面総監部からの文書では、的を外れ岩などにあたった弾丸が跳ねて飛翔したものとのことです。

住民の命を守るはずの自衛隊が住民の生命と財産を危険にさらしています。事故だったでは済まされません。現在、饗庭野演習場での屋外射撃訓練は中止されていますが、徹底した原因究明と再発防止策が明らかにされない以上、9月に予定されている日米合同訓練など到底受け入れられません。

同時に、今津駐屯地でお会いした若い自衛隊員たちの命も危険にさらす、安保関連法案=『戦争法案』も必ず廃案へ!( `ー´)ノ





 

放射性廃棄物最終処分の理解活動???について

  • 2015.07.17 Friday
  • 19:00
 先日、赤旗の記事にあり気になっていた放射性廃棄物最終処分場の自治体向け説明会、すでに全国40ケ所(滋賀県5月27日)で開催されていました。自治体の参加・発言を得やすいようにと、非公開で行われています。なお、説明資料は全国9か所で開催された公開シンポジウムと同じとしていますが、そちらには理解活動の文字はありません。
 核のゴミの最終処分場がこれまでの公募方式では決まらず、選定方式に変わり、原発の再稼働の動きと合わせ、この「理解活動」が全国で行われています。理解を!と言うのなら、まず福島第一原発の汚染水を完全にコントロールして、二度と原子力に頼るエネルギー政策をしないことを国民に約束してからにしてほしい!( `ー´)ノ

処分地に選定された場合、断ることも可能なのか…断れないような環境作りがされるのではないか、全国の自治体で大きな問題となっていくと思われます‼

資料はこちらからご覧いただけます↓
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/genshiryoku/houshasei_haikibutsu_wg/pdf/021_01_00.pdf

なお、全国で開催されたシンポジウムは動画も資料もこちらで公開しています↓
http://www.chisou-sympo.jp/report/tokyo.html

「ごみ問題の基本」を考えてみる!

  • 2015.07.13 Monday
  • 16:55
 大津市では現在、2つの焼却施設の建て替えを計画しています。5年後に環境美化センターが、7年後に北部クリーンセンターが稼働予定です。これには高効率発電施設を備え、サーマルリサイクル(焼却によるエネルギー回収)が可能となることから、現在分別しているプラスチックごみを焼却する提案がされています。
 それに伴い、大津市議会共産党議員団は「ごみ問題の基本」から考えるため公開研修会を行いました。講師にお招きしたのは、日本共産党衆議院議員を4期11年、参議院議員1期6年を経て、なお精力的に、ごみ問題を通して環境や命を考える研究・執筆をされている岩佐恵美さんです。


 

 公共工事が下火になる中、大手鉄鋼・造船企業が公共施設の焼却炉の開発に乗り出したことや、国からの交付金が後押しとなり大規模高額な焼却炉が全国で導入が進んでいったこと、同時に製造者責任よりも自治体負担が大きい容器包装リサイクルのしくみなど、ごみ処理の問題も大企業優遇の政治と密接につながっています。今回、大津市が導入を予定している高効率発電施設も、2013年5月の閣議決定により、交付金が1/3から1/2に増額されています。
 2013.12.16の文科省報告でも、45万人(4.5%)の児童生徒に、食物アレルギーがあり、大人の花粉症も深刻、3才児の4割に何らかのアレルギーがあるとも言われています。ごみは燃やせば、ダイオキシンだけでなく水銀などの有害な重金属が必ず排出されます。1年に1〜2回の検査で排出基準をクリアしているからと言って、本当に安全と言えるでしょうか。
 また、廃プラスチックのサーマルリサイクルを先に実施した自治体では、温室効果ガスが倍増したとのデータもあります。家庭ごみが減少していく中で、発電のためのごみが足りないといった、本末転倒の問題が出てきている自治体もあります。何でも燃やせる最新鋭の焼却炉ほど、トラブルも多く維持管理にも経費がかかるようです。
 そんな中、焼却炉を持たず、分別・資源化を徹底した自治体もあります。大津市の1/10の人口ではありますが、鹿児島県志布志市のリサイクル率は、市部門で8年連続全国トップ。徹底した分別で、最終処分ごみを8割減らすことに成功しています。学ぶべきことがたくさんあるのではないでしょうか?
 
 そもそも、ごみは3R(リデュース、リユース、リサイクル)が基本です。
  • Reduce(リデュース)は、使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること。
  • Reuse(リユース)は、使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること。
  • Recycle(リサイクル)は、再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること。
 
 大津市では「ごみ処理基本計画」で定めた5年後の目標値をすでに達成し、市民のごみ減量への意識は非常に高いと言われています。そのため、先日の審議会を経て、家庭ごみ有料化をいったん白紙に戻すとしたのです。住民の健康を守り、過大な借金を背負わないためにしっかりと、焼却炉の建て替え、プラスチックごみの焼却の問題に取り組んていきたいと思います。


※研修会内容↓

 

自校方式の中学校給食を視察してきました!

  • 2015.07.09 Thursday
  • 18:45
 昨日、自校方式の給食を実施されている、奈良市立富雄中学校へ見学に伺いました。平成25年度から4期に分け段階的に奈良市内のすべての中学校を自校方式で給食を実施することを勧めており、富雄中学校は2期目の平成26年度実施の4校のうちの一つで、市内でも2番目に生徒数の多い800食を調理する大規模校です。

 中庭をつぶして作った調理室からは、美味しそうな匂いが漂っています。エレベーターはありませんが、生徒の半数の300人を超える当番生徒たちが、友人と助け合いながら食器やおかず、牛乳などを、見本食を確認しながら次々と運んでいきます。混乱もありません。クラス前の廊下で配膳し、温かいうちに皆でいただきます。片付け時には、生徒からの「ごちそうさま」の声が次々と調理員さんにかけられ、大切なことだと感じました。

 試算で、センター方式よりも小回りの利く自校方式が、安上がりとの結論に達した奈良市。災害時の拠点としての機能も兼ね備え、部品を替えればプロパンでの調理も可能とのこと。当初、多忙を極める先生方からの抵抗が強かったそうですが、地域ボランティアを活用し、先生方の負担を軽減する方法も取り入れておられます。

 奈良市は36万人の中核市で、大津市と規模としては同等ですが、弁当選択制から自校方式に舵を切ったところは、センター方式に固執する大津市と大きく違います。市担当者から、食育に加え今後はもっと地産池消に力を入れていくとの説明もありました。温かくて美味しく安心安全な給食が、奈良市にできて大津市にできないことはありません。


  
  
 

私の故郷が子育てしやすい町に、ヘンシン!

  • 2015.07.07 Tuesday
  • 18:52
週末を利用して、故郷・島根県吉賀町に帰省しました。
人口6,500人ほどの小さな山間の町ですが、頑張っています!

なんと昨年度から、高校卒業までの子どもの医療費全額助成、町内での窓口負担もありません!
また今年度から、保育料は第1子から完全無料!放課後児童クラブの利用料も完全無料!
そして、小学校・中学校の給食費も無料!

頑張ってるなぁ…!(゚∀゚)!
ちなみに、保育士さん・介護の職場で働いてくれる方、急募‼らしいです。

吉賀町の給食は、地産地消で安心・安全な食材を提供しているのも魅力。

  • 吉賀町産米の自給率100%、野菜50%(なるべく有機に近い状態)。
  • 週4日は給食に米飯。
  • 吉賀町にはない牛や鶏、豚は隣町の津和野町や島根県産のものを使用。
  • 郷土料理や、高津川の鮎も給食に出ることもあります。
どうですか?中学生以下の子どもがいる世帯には補助金もあります!
詳しくは↓
http://www.town.yoshika.lg.jp/

大津市では、小学校卒業までの医療費無料化もなかなか実現しませんが、公約に掲げた中学校卒業までの医療費無料化、中学校の自校給食めざし、議員団で力を合わせて頑張ります!

よその町の宣伝になりましたが、故郷ということで大目にみてくださいね(^▽^;)

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