過密化が進む児童クラブの環境整備と人員体制について

  • 2017.06.18 Sunday
  • 00:37

 大津市では、児童クラブのニーズの高まりから施設整備が追い付かず過密化の状況が続いています。

夏休みを目前に控えて、今年度も多くの児童クラブから、場所の確保、指導員の確保の不安を伺っています。今年5月1日現在のデータで、一番児童数の多い平野の160人を筆頭に、100人を超えているクラブは12か所に上っています。加えて、夏休み入所が30〜40人、多いところは50〜60人の増員になるのではないかと予想されています。待ち望まれていた瀬田東・青山の増築工事も進めていただいていますが、一番大変な夏休み当初の10日〜2週間には間に合いそうにないと伺っています。今でさえ基準となる児童1人当たりの専用面積1.65屬隆霆爐蓮37か所のうち、15か所が満たしていない状況です。

 過密化、指導員不足から、重篤な事故がいつ起きてもおかしくない状況であると、その責任の重さも、指導員は感じておられます。ましてや夏休みには子どもたちが一気に増え過密さが増します。エアコンを稼働しても29℃、30℃を下らず、多数の子が鼻血を出すなど劣悪な環境が続き、その上に指導員は、慣れない状況の子どもたちへの対応、特別な支援が必要な気になる子どもへの対応など、先延ばしにできない対応に一日中追われます。そのうえ、7月中は学生バイトも見つかりにくく、指導員不足のまま夏休み保育が始まることになります。

ここで、計画的に整備されている東近江市の施設の一部を見ていただきたいと思います。

新築された八日市こどもの家のヽ梓僉↓∧欅藜次↓ユニバーサルトイレです。増築された八日市南こどもの家のヽ梓僉↓∧欅藜次↓D翰室です。移転した図書館を改修した、五個荘こどもの家のヽ梓僉↓∋務室兼静養室、J欅藜爾任后整備計画に沿って計画的に新設、増築、改修がされ、男女別のトイレはもちろんのこと、新設や改修に合わせて可能な限りユニバーサルデザインのトイレも設置され、具合が悪くなった時の静養室も同様に整備されています。

 児童クラブは生活の場です。男女別のトイレの整備も、会話も聞き取れないほどの音の反響についても、まだまだ整備が必要だと伺っています。「ただいま!」と帰ってきたくなる、雨の日でも安心して過ごせる施設整備は、子どもたちの健やかな成長に必要かつ当然ではありませんか。他市と比べても狭隘で遅れた施設整備に「建物が子どもを育むんです!」と言われた指導員の言葉が印象的でした。

 そこでお尋ねします。

  1. 目前の夏休み保育の受け入れについて、子どもたちの安全はもちろん保育の質を保障するために、昨年の課題をどのように認識され改善をされたのか、指導員の体制も含めて、対策を伺います。

 

次に

  1. 地元自治会のご厚意により借用している瀬田第二児童クラブについての一年前の私の質問に対し、当時福祉子ども部の部長であった鷲見副市長は「小学校施設に余裕ができるまでの当面の対策と考えている」と答えられました。しかし、瀬田小学校は大津市一のマンモス化が問題となっており、空き教室を期待できる状態ではありません。早急に大津市が責任をもって開設すべきであり、児童クラブの過密化の解消に向けた年次的な施設整備の計画が必要です。見解を伺います。

 

 次に

  1. 子どもたちの健やかな成長には、懸案である指導員不足の解消が急務です。国は、昨年度末に放課後児童クラブに従事する放課後児童支援員について、勤続年数や研修実績等に応じた賃金改善に要する費用を補助する、放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善の新規事業を導入しました。大津市においても、指導員不足解消のための処遇改善に向けて、積極的に活用すべきではありませんか。見解を伺います。

     

 

◆部長答弁【所属名:児童クラブ課】

 まず始めに、夏休み保育の受け入れ体制ですが、夏休みのみに児童クラブに入所してくる児童は、1000人を超え、そのニーズに応えるには、小学校等の活用が必要であると考えております。昨年度、小学校等の協力を得て、必要な箇所全てにおいて、施設をお借りすることができました。今年度も小学校をはじめ、幼稚園等に要請し、昨年度同様に、借用の了解を得ているところでございます。続いて夏休みの指導員の体制についてですが、昨年度76人の指導員と16人の用務員を確保し、さらに人材派遣にて2箇所の児童クラブに人材を派遣し、その体制の充実に努めたところでございます。今年度については、現在、人員の募集中ですが、万全な体制に向け最大限の努力をしてまいりたいと考えております。

 次に過密化の解消に向けた施設整備についてですが、第2瀬田児童クラブにつきましては、地元の子ども達のためにと自治連合会のご理解、ご協力のもと、大江会館別館を借用して、2年目となります。現状、地元の方々のご利用に一定の制限がかかっていることも認識しておりますが、現在の時点では、当面、お借りしたいと考えており、今後の瀬田小学校の児童数の推移を慎重に見極めながら、方策を検討してまいりたいと考えております。

 次に、指導員の処遇改善についてですが、嘱託指導員の報酬については、これまでの定期昇給のほか、3年連続でベースアップしておりますが、国の新しい処遇改善策の活用につきましては、他市の状況を見極めて、検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、児童の保育環境の充実のため、さらなる工夫を重ねて指導員の確保に努めてまいりたいと考えております。

 

※初問とその答弁のみ掲載しています。

 

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